高速水着で泳ぐ
ミズノやアリーナなど、各社から大会用の水着が販売されています。かなり高額なウェアですが、日本代表選手も着用し、ジュニア選手の憧れのような水着でもあります。
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高速水着を着れば必ず速くなるわけではない
高額な高速水着ですが、着用すれば必ずタイムが上がるわけではありません。特に、はじめて高速水着を着用したレースでは、多くの場合タイムが変わらない・または落ちる傾向があります。これは、高速水着のもつ性能を活かす泳ぎに慣れていないからです。
高速水着は、フラットスイムが基本
高速水着はスタビライザーのような役割を持つものが多く存在します。これは、足や腰が落ちないように姿勢をフラットな状態にする「フラットスイム」を実現するためです。水泳の基本中の基本となる「ストリームライン」と同じ考えです。普段の練習用水着では得られない効果なので、慣れるのに時間がかかるのです。
高速水着は、必ず大会前に試し泳ぎを
高速水着はフラットスイムはもちろん、締めつけ感の強い水着です。そのため、普段の練習用水着とは異なる点が多く存在します。
- 着用に時間がかかる
- 破けやすい
- 腰が浮く（フラットスイム）
- 脱ぐのも時間がかかる
泳ぎ以外にも異なる箇所があります。まずは水着の脱着ですが、通常の水着よりも数倍時間がかかります。招集漏れにならないよう、事前にどのぐらい時間がかかるものなのか体験しておきましょう。
生地が薄く、あまり伸びないため、破けやすいのも特徴です。無理に引っ張るとかんたんに破けてしまうため、専用のグローブやスカート（滑りを良くする）を利用しましょう。
各メーカーの高速水着
高速水着は、各メーカーから販売されています。それぞれ独自のテクノロジーを凝縮したトップクラスのレース用水着であり、各国の代表選手が着用しています。